三菱ケミカルクリンスイのBUC12001カートリッジは、輸入の偽物コピー商品対策のため、生産と販売が終了しました。
三菱製または国内メーカー製のカートリッジで交換できます
BUC12001の交換
三菱レイヨンのBUC12001の生産・販売終了と、クリンスイカートリッジのメーカー専売化により、当店でのBUC12001カートリッジの販売取扱は終了しました。
そのためネット上でBUC12001カートリッジが販売されているとしたら、それは(在庫の売れ残り正規商品の販売を除き)偽造コピー商品である可能性が極めて高いのでご注意ください。
ここではBUC12001カートリッジの交換でお困りの方に、国内カートリッジメーカーの正規商品を代替品に利用しての、カートリッジ交換について説明しています。
まずBUC-12001の設置状況を確認する
まず第一番目に行うことは、現状BUC12001がどのように設置されているか確認することです。
その状況によって、使用可能なカートリッジの選択肢が若干ですが異なります。
現状のカートリッジがアルカリイオン整水器や自動水栓などに接続されていない場合は、下記の3種類のカートリッジに基本的には交換可能です。アルカリイオン整水器などをご使用の場合は、取扱説明書やメーカーに確認しそのガイダンスにしたがってください。
確認ポイントの説明を詳しく見る
確認ポイント
(1)浄水と湯と普通の水道水が、ひとつの水栓金具の吐水口から出てくる、一体型浄水器水栓を使用している場合 | (2)湯水混合水栓と、浄水器専用水栓の2個の水栓がキッチンの天板から出ている場合 | (3)このほかにBUC12001がアルカリイオン整水器、または、自動のタッチレス水栓などの機器に接続されている場合 |
(1) | (2) | (3) |
(1)この場合は下の3種類のどのカートリッジを使用しても問題ありません。 | (2)この場合カートリッジは浄水器専用水栓につながれているだけです。(1)の場合と同じように下の3種類のどのカートリッジでも使用できます。 | (3)この時はカートリッジがアルカリイオン整水器、自動タッチレス水栓などの機器に接続されていますので、アルカリイオン整水器などの機器の取扱説明書の指示をよくお読みいただいた上で、DP1001Zが使用可能かをご検討ください。 |
BUC12001は以下のカートリッジで交換可能です。
OSSC-4に交換する
OSSC4の説明を開く
OSSC4はキッツマイクロフィルターの商品で、三菱クリンスイ製ではありませんが、キッツマイクロフルターは三菱クリンスイとならぶ2大浄水器カートリッジメーカーで、自社ブランドで浄水器を販売するほか、TOTOやクリナップ(キッチンメーカー)などの浄水器のOEM生産なども手掛けている国内一流浄水器カートリッジメーカーです。
現状今お使いのBUC12001が、アルカリイオン整水器や自動水栓などを使用されておらず、浄水器一体型水栓で使用されているか、または浄水器専用水栓で使用されている場合は、このOSSC4を使うことにより、今まで同様、エコノミーにカートリッジ交換することができます。サイズは高さ(長さ)はより小さく、最大直径は20o大きいサイズの、コンパクトタイプですが、浄水能力(除去物質数)はBUC12001の12種類にくらべて19種類と浄水能力はアップします。
(1個)
(1セット単位)
DP1001Zに交換する
DP1001Zの説明を開く
上の表の@とAにあたる場合と、Bの場合で取扱説明書などから問題ない場合などはDP1001Zに交換することができます。
BUC12001の三菱クリンスイの上位機種はHUC17021です。除去できる有害物質数が12種類から19種類に能力アップする以外は同一寸法の仕様なので、交換に際しての心配は全くありません。
しかしながらHUC17021は三菱クリンスイのメーカー直販の専売機種ですので、一般販売店では取扱うことはできません。しかしそれと同一の仕様と規格の商品が、このDP1001Zです。
DP1001Zはノーリツ(ハーマン)が販売していますが、その生産は三菱クリンスイにOEM委託しており、結果的にはHUC17021はDP1001Zと全く同じ商品です。まず第一の方法はこのDP1001Zを使い交換する方法です。
なおアルカリイオン整水器や自動水栓に現状BUC12001が接続されている場合で交換可能な場合や、交換に際して他の機種のカートリッジを使うことに不安がある方は、このDP1001Zを選択してください。
(1個)
2個セット
TJS-TC-U19に交換する
TJS−TC−U19の説明を開く
キッチンメーカーであるタカラスタンダードにはUZC2000Tというカートリッジがありましたが、UZC2000TはBUC12001と全く同じ商品です。その後UZC2000Tがモデルチェンジした後継商品がこのTJS-TC-U19です。
つまり、BUC12001の後継品はこのTJS-TC-U19であるということも可能です。どちらのカートリッジも、生産は三菱ケミカルクリンスイが行っています。異なる点はTJS-TC-U19はスリムタイプのため、直径が細く高さ(長さ)が長く、横置き設置にも対応する形状になっているということです。
そのためこのTJS-TC-U19に交換する場合には、今お使いのBUC12001が設置されている場所のスペースの確認を必ず行ってからご注文下さい。
(1個)
(1セット単位)
カートリッジ寸法比較表
カートリッジ品番 | 長さ(高さ) | 最大直径 |
---|---|---|
BUC12001 | 217 | 112 |
DP1001Z | 217 | 112 |
TJS-TC-U19 | 275 | 80 |
OSSC4 | 176 | 132 |
次回交換通知をお送りします。
浄水機カートリッジの次回の交換通知を電子メールまたはハガキでおこなっています。ご自宅にお電話して交換のご案内や勧誘をすることも一切ありませんので安心です。また交換忘れのうっかりもなくなります。
以前のBUC12001のページ内容
BUC12001
このBUC12001は各キッチンメーカー向けのOEM商品のベースとなるカートリッジです。旧品番のUZC2000とは箱のデザインと本体色が違うだけで仕様や規格は同じ商品ですので、交換可能です。
BUC12001には偽造・模倣のニセモノ商品(模造商品)が多数出まわっていますのでご注意ください。当サイトは正規店コードのある正規商品の販売店です。
BUC-12001
(1個)
(1セット単位)
ニセモノ商品にご注意ください。
BUC12001には輸入のコピー商品が多数出回っていますのでご注意ください。価格が安すぎる場合は、粗悪なニセモノ商品の可能性が高いので、お買い求めの際には十分ご注意ください。
UZC2000
UZC-2000は2021年9月で生産終了し、BUC-12001に品番変更しモデルチェンジしました。
- UZC-2000の後継品はBUC-12001です。
- BUC-12001の接続部分や外形寸法、性能や仕様はUZC-2000と同一です。
- そのため交換には問題は生じません。
BUC-12001はOEM商品として使用されています。
クリンスイBUC-12001(UZC2000)はタカラスタンダード、ナスステンレス、サンウエーブ、トステムなど各キッチンメーカーの浄水器として採用されています。したがってこれらのメーカーのアンダーシンク型浄水器カートリッジをお使いのお客様も三菱ケミカルクリンスイのクリンスイBUC-12001(UZC-2000)カートリッジをお使いになれます。
このBUC-12001(旧品番UZC2000)と互換性のある品番一覧
下記の品番の商品と、ここのページのBUC-12001(旧品番UZC2000)とは互換性があるので交換可能です。
型番 | 互換性 | 適用 |
---|---|---|
UZC2000-YT |
◎同規格商品(品番違い) | (✖)伝票入り品番 |
UZC2000-BL |
◎同規格商品(品番違い) | (✖)BL向けOEM品番 |
UZC2000-RD |
◎同規格商品(品番違い) | (✖)量販店向け品番 |
UZC2000-T |
◎同規格商品(OEM品番) | (✖)タカラ向けOEM品番 |
DP1001Z(旧仕様) |
◎同規格商品(OEM品番) | (✖)ノーリツ(ハーマン) 向けOEM品番 |
HDF9006R(旧仕様) |
◎同規格商品(OEM品番) | (✖)ウッドワン向OEM |
Z38449(旧仕様) |
◎同規格商品(OEM品番) | (✖)KVK向けOEM品番 |
UAC0827 |
◯互換性あり | (✖)同寸下位グレード |
UAC0827-BL |
◯互換性あり | (✖)同寸下位グレード |
UAC0827-T |
◯互換性あり | (✖)同寸下位グレード |
UZC2000-HG |
◯互換性あり | (✖)同寸上位グレード |
UNC1000 |
◯互換性あり | (✖)外形寸法が大きい |
DP1001Z(新仕様) |
◯互換性あり | ノーリツ(ハーマン) 向OEM上位グレード |
Z38449(新仕様) |
◯互換性あり | KVK向OEM上位グレード |
HDF9006R(新仕様) |
◯互換性あり | ウッドワン向上位グレード |
UZC2000-SW(新仕様) |
◯互換性あり | SW向けOEM上位グレード |
- (✖)印は廃番商品
- 上位グレード・下位グレードとは除去物質数が異なりますが交換可能です。
- BUC-12001とノーリツ(ハーマン)のDP1001Z(DP1001)は、交換可能です。
- BUC-12001とナスラックのDP1001Z(DP1001)は、交換可能です。
- BUC-12001とタカラスタンダードのUZC2000Tは、同じものですので交換可能です。
- BUC-12001とサンウエーブのUZC2000SWは、交換可能です。
- BUC-12001とINAX浄水カートリッジKS42Rは、同じものですので交換可能です。
- BUC-12001とTOTOのTH634RR,TH634-2とは接続口や外形寸法が同じですので交換できます。
- BUC-12001とウッドワンのキッチン用カートリッジHDF-9006Rは、交換可能です。
- 以下の三菱ケミカルクリンスイ製の浄水器水栓の浄水器カートリッジとして使用されています。
(クリンスイU-A601ZC、U-A601EX-ZC、U-F703ZC、U-F704EX-ZC、U-F903ZC) - KVKの以下の水栓金具で三菱ケミカルクリンスイのクリンスイUカートリッジが使われています。この型番の水栓をお使いのお客様はクリンスイUZC-2000カートリッジがご使用になれます。
(K335S、K335GS、KM361SC、KM323SFC、KM323SAHC、KM323SC)
使用済み浄水器カートリッジの処分方法につきまして
三菱ケミカルクリンスイの不用カートリッジ回収サービスは廃止になりました。交換してご不要となった使用済みカートリッジは、お住いの地域の区分に従いプラスチックごみとしての処分をお願いいたします。
アクアプラネットでは使用済み浄水器カートリッジ独自回収は行ってはおりません。
不用カートリッジをアクアプラネットにお送りになっても受取りできませんのでご注意ください。
クリンスイカートリッジBUC-12001の性能
- 品名 アンダーシンク浄水器交換カートリッジ
- 品番 BUC12001
- 材料の種類 カートリッジ:ABS樹脂 水栓:黄銅、青銅 接続ホース:PE(ポリエチレン)
- ろ材の種類 活性炭、不織布、イオン交換繊維、中空糸膜(ポリエチレン)
- ろ過流量 3L/分 使用可能最小動水圧 0.07MPa(常用使用圧0.07〜0.35MPa)
- 浄水能力(JIS S 3201での試験結果)
- 遊離残留塩素 総ろ過水量40,000L(除去率80%)
- 濁り 総ろ過水量20,000L(ろ過流量50%)
- 総トリハロメタン 総ろ過水量8,000L(除去率80%)
- 溶解性鉛 総ろ過水量10,000L(除去率80%)
- 農薬(CAT) 総ろ過水量20,000L(除去率80%)
- テトラクロロエチレン 総ろ過水量20,000L(除去率80%)
- トリクロロエチレン 総ろ過水量20,000L(除去率80%)
- 2-MIB 総ろ過水量20,000L(除去率80%)
- クロロホルム 総ろ過水量8,000L(除去率80%)
- ブロモジクロロメタン 総ろ過水量10,000L(除去率80%)
- ジブロモクロロメタン 総ろ過水量10,000L(除去率80%)
- ブロモホルム 総ろ過水量10,000L(除去率80%)
- 取替の目安 12ケ月(一日20L使用の場合)
- カートリッジ質量(満水時) 0,8Kg(1,4Kg)
- カートリッジサイズ 最大径105mm×高さ217mm
- 除去できない成分 水に溶け込んでいる塩分、金属イオン類(溶解性鉛は除去)
- 認証登録番号 W-26
- 使用上の注意
- 水道水の飲用基準に適合した水でご使用下さい
- カートリッジは必ずメーカーの指定する水栓と組み合わせてご使用下さい
- 交換時期はご使用の水量・水圧・水質により異なります
- 井戸水の場合目詰まりが早くなることがあります
- 清水側には35度以上の温水を流さないでください
- 汲み置きした清水はなるべく早くご使用ください
- 毎朝の使用開始時は、清水を10秒以上流してからご使用下さい
- 2日以上使用しなかった時は1分以上清水を流してからご使用下さい
- 凍結のおそれのある場所に設置する場合は凍結しないような処置をしてください
- 水に溶け込んでいる塩分(海水)、金属イオン類(鉛は除く)は除去できません。また硬水を軟水に変えることはできません
- 養魚用などには使用しないでください
UZC2000はBUC12001にモデルチェンジしました
現在の型番はBUC-12001です。以前のUZC-2000やUAC-0827と同じ外形寸法で、BUC12001が後継の交換用商品になります。
これにともない除去物質の数が13種類から12種類に変更されていますが、これは家庭用品品質表示法の法改正にともなう表示のみの変更のためで、UZC-200と同一の性能です。
またカートリッジ本体の印刷色が赤いイメージからグレーのイメージにかわりました。